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訪問介護の現場から考える対等な関係性
いつもありがとうございます。 こんにちは。 二ノ宮です。 先日、訪問介護事業を運営されている方が書かれた「障害者の性と、ヘルパーとの境界線」というnoteの記事を拝読する機会がありました。 現場で支援にあたる当事者の視点から、「障害があっても性欲や欲求があるのは当たり前の権利である」という前提を認めたうえで、「だからといって、仕事として接しているヘルパーを性的な対象として見たり、踏み越えてはならない一線を越えたりすることは違う」というテーマを誠実に論じられていました。 この記事を読んで、私たちが「TiME」というサービスを通して伝え続けている哲学と、非常に深く通底する部分があると感じましたので、今回はこの「人と人との距離感やマナー」について少しお話しさせてください。 福祉や支援の現場において、どうしても生じがちなのが「サポートする側」と「される側」という非対称な関係です。 支援される側の立場や事情に配慮するあまり、不快な言動があっても「仕方のないこと」「受け止めてあげるべきこと」として曖昧に処理されてしまうケースは少なくありません。...
17 分前読了時間: 3分


お悩み回答室 Vol.51
こんにちは。 二ノ宮です。 今回このようなご意見をいただきました。 「せっかく二ノ宮さんを好きとか言ってくれてるのに、断るとか可哀想です。勇気を出して言ってるんだから、受け止めてあげないと失礼です!」 率直な思いや、相手を思いやる優しさからお声を届けてくださり、ありがとうございます。 「せっかく勇気を出して伝えてくれたのだから、その気持ちに応えるのが優しさやマナーなのではないか」と感じるお気持ちも、一見するととても人間味があり、共感される方もいらっしゃるかもしれません。 今回はこのご意見を通して、私たちが人と向き合ううえで大切にしている「本当の誠実さ」と「境界線」について、少しお話しさせていただきたいと思います。 結論からお伝えすると、私は「好意を受け止めて交際や期待に応えること」だけが誠実さだとは考えていません。 むしろ、自分の中にその気がないのにもかかわらず、相手の勇気や立場を理由に「同情」や「流され」で受け入れることの方が、お互いにとって何より不誠実であり、相手を傷つける行為だと思っています。 誰かを好きになることも、その想いを伝えること
1 日前読了時間: 2分


相談窓口のご相談が50件を超えました
いつもありがとうございます。 二ノ宮です。 本日は皆様に、ひとつ嬉しいご報告と感謝をお伝えしたく文章を書いています。 先日、お悩み相談窓口を開設してから、皆様から寄せられたご質問やご相談への回答が、無事に50件を超えることとなりました。 まずは、勇気を出して率直な疑問や真剣なお悩みを届けてくださった相談者の皆様、そしていつも記事を温かく見守り、読んでくださっている読者の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。 窓口を開設した当初から、寄せられるご相談内容は実に様々でした。 恋愛やパートナーシップにおける境界線のお悩み、性や身体に関する素朴な疑問、時にはサービスや当事者に対する厳しいご意見や挑発的なお声もありました。 どんなご相談であっても、私たちが一貫してお答えしてきたのは、「耳ざわりの良い言葉で一時的な気休めを与えること」ではありません。 世間一般の平均値や固定観念に流されることなく、一人ひとりが自立した個として自分の足で立ち、対等な「合意と責任」を持って人生の選択肢を選び取っていくための本質的な視点をお伝えすることでした。
2 日前読了時間: 2分


お悩み回答室 Vol.50
こんにちは。 二ノ宮です。 このようなご質問をいただきました。 「『浮気』のボーダーラインって何と思いますか?人によったら異性と2人で食事に行ったりするのも浮気と捉える人もいるみたいで…」 誰もが一度は考えたり、パートナーとの間で悩んだりしたことがあるような、とても深いご質問をありがとうございます。 世間一般でも「手をつないだら」「二人で食事に行ったら」「連絡をこっそり取っていたら」「気持ちが揺らいだら」など、人によって浮気の定義は千差万別ですし、どれが正解・不正解ということはありません。 今回はこの疑問を通して、私たちが人と向き合う際、そして誠実なパートナーシップを築くうえで大切にしてほしい「境界線」についてお話しさせていただきます。 結論からお伝えすると、私個人としては「一般的にどこからが浮気か」という世間の基準や平均値には、あまり意味がないと考えています。 なぜなら、本当に大切なのは世間のルールではなく、「向き合っている二人の間で、何が合意され、どんな境界線が共有されているか」だからです。 一人ひとり生まれ育った環境も価値観も違います。..
3 日前読了時間: 3分


お悩み回答室 Vol.49
こんにちは。 二ノ宮です。 今回このようなメッセージをいただきました。 「二宮さんみたいな人と結婚したい。」 温かいメッセージを届けてくださり、ありがとうございます。 余談ですが、「二宮さん」とお書きいただいているので、もしかすると世の中にいらっしゃる他の「二宮さん」のことかもしれません(笑)。 ですが、こうしてご質問をお寄せいただき、回答者として私を選んでくださった以上は、私宛てのメッセージとして誠心誠意お答えさせていただきますね。 そのように言っていただけることは、一人の人間として大変光栄に思いますし、純粋にとても嬉しいです。 今回はこのメッセージをきっかけに、私たちが人と向き合う際、そしてパートナーシップを築くうえで大切にしている本質について、少しお話しさせていただきたいと思います。 誰かに惹かれたり、「こんな人と一緒にいたい」と思ったりすること自体は、とても自然で素敵な感情です。 ですが、もしその根底に「この人なら私を幸せにしてくれそう」「この人に頼りたい」という依存の気持ちが強くあると、パートナーシップはどこか不安定なものになってしまい
4 日前読了時間: 3分


偏見と同情を超えて
いつもありがとうございます。 こんにちは。 二ノ宮です。 先日寄せられた、「障がいを持った人を好きになる理由がない」「なぜわざわざそんな店をやっているのか理解できない」というご意見について、前回はその運営目的をお話ししました。 今回はさらに一歩踏み込んで、「なぜ私たちがこの事業を通し、こうしたテーマに真摯に向き合い続けているのか」という思想の背景について、少し深くお話しさせてください。 「好み」と「選択肢の存在」は全く別の話 まず前提として、「どういう人を好きになるか」「どんなパートナーを選ぶか」は100%個人の自由です。 健康的な人がいい、自分と共通の趣味がある人がいい、といった価値基準を誰も否定することはできません。 しかし、ここで私たちが問題視しているのは、「個人の好みの問題」と「その人が人生の選択肢や機会を持てるかどうか」が混同されてしまうことです。 社会の中には、「障がいがあるから」「特別な状況にいるから」という理由だけで、最初から恋愛やパートナーシップ、自身の性や生き方に関する「選択肢」すら与えられない、あるいは諦めざるを得ない構造が
5 日前読了時間: 3分


お悩み回答室 Vol.48
こんにちは。 二ノ宮です。 今回このようなご意見・ご質問をいただきました。 「障がい者を好きになったことありますか?僕はありません。絶対。だって障がい持ってる人を好きになる理由が無い。健康的な人が絶対良いでしょ!店自体も不信感しかないです。なんでわざわざこんなことをしているのか理解できない。」 率直なご意見を届けてくださり、ありがとうございます。 誰を好きになるか、どういう人をパートナーとして選ぶかという価値観は、本来どこまでも個人の自由です。 「健康的な人が良い」というのもその方のひとつの基準であり、それを他人が否定する権利はありません。 その前提のうえで、ご質問いただいた「なぜわざわざこのサービスをやっているのか」という私たちの目的と姿勢について、お話しさせていただきます。 結論からお伝えすると、私たちがこのサービスを運営しているのは、「誰かに特定の価値観を押し付けるため」でも「かわいそうだから手を差し伸べるため」でもありません。 「どのような状況にいる人であっても、自分らしい人生の選択肢や機会(きっかけ)を持てる社会・環境を創るため」です。
6 日前読了時間: 2分


いいことがありましたのでご報告!
コロナ以降なかった音楽のボランティア依頼がありました。 楽しみです。 クリスマスの時期なんですが2件ほど。 頑張っていきたいと思います。 何しようかな。
7 日前読了時間: 1分


お悩み回答室 Vol.47
こんにちは。 二ノ宮です。 今回は、このようなご質問をいただきました。 「我慢汁ってなんですか?調べたら、我慢汁で妊娠する可能性はありますか?射精をしなければ、避妊できるのでしょうか。そしたらコンドームつける必要ないですよね。教えてください。」 とても素直で、かつ自分やパートナーの身体に関わる大切な疑問を投げかけてくださり、ありがとうございます。 性や避妊に関する知識は、学校などでも曖昧にしか教わらないことが多く、ネットの噂に振り回されてしまう方も少なくありません。 今回は、この疑問に対する「正確な仕組み」と、私たちが人と向き合ううえで大切にしてほしい「姿勢」についてお話ししたいと思います。 1. 「我慢汁」の正体と仕組み 我慢汁の正式名称は「尿道球腺(カウパー腺)液」といいます。性的刺激を感じたり、射精が近づいたりした際に分泌される透明な液体です。 男性の尿道は、普段はおしっこが通るため酸性に傾いています。しかし、精子は酸に非常に弱いという特徴を持っています。そのため、射精が近づくとアルカリ性のカウパー腺液が分泌され、尿道内をアルカリ性に中和し
10月24日読了時間: 3分


お悩み回答室 Vol.46
こんにちは。 二ノ宮です。 今回このようなご質問をいただきました。 口コミに、「泣くぐらいひどい事を言われた」と書いてあるのを見ました。怖いです。 率直なご不安の声を届けてくださり、ありがとうございます。 初めてのご利用を検討されている方や、情報の一部だけを目にされた方であれば、不安を感じるのも無理はありません。 このご質問にお答えする形を通して、私たちが大切にしている「対話のあり方」や「言葉の受け止め方」について、少しお話しさせていただきたいと思います。 まず結論からお伝えすると、該当の「お客様の声」は、お客様を無意味に傷つける目的で厳しい言葉を投げかけたというものではありません。 実際に掲載しているご感想の全文をご覧いただくと分かりますが、そのお客様は以下のように書き記してくださっています。 かなりキツイ事言われて、泣いてしまいましたが、終わって帰った後、全部その通りと言うか、的を得ていて、図星だったから泣いてしまったんだなと思いました。誰も言ってくれなかったから、私は大丈夫と思っていたことがとても恥ずかしいです。...
10月23日読了時間: 3分


お悩み回答室 Vol.45
こんにちは。 二ノ宮です。 今回、このような心温まるご質問をいただきました。 多くの出来事があったと思いますが、二ノ宮さんにとって、嬉しかったことはなんですか? 素敵な問いかけをありがとうございます。 これまでの歩みを振り返ると、本当にさまざまな出来事や出会いがありました。 その中で、私にとって最も嬉しく、胸が熱くなるのは、「関わってくださった方がご自身の足で立ち、自分らしい選択肢を選び取っていく姿を見届けられたとき」です。 具体的に言えば、関わってくださった方々から届く、 「新しい仕事に就職が決まりました」 「好きと思えるパートナー(彼氏)ができました」「結婚することになりました」 「実家を出て、一人暮らしを始めました」 「ずっと囚われていた親元から離れ、自分の生活を歩み始めました」 といった、ご自身の環境や人間関係を主体的に変えられたという嬉しいご報告の数々です。 これらは単に環境が変わったという表面的な出来事ではなく、誰かの期待や世間の基準に流されるのをやめ、ご自身が納得のいく選択肢を選び取った証でもあります。 「TiME」は、誰かに依存す
10月22日読了時間: 2分


お悩み回答室 Vol.44
いつもブログをご覧いただき、また「TiME」に関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。 TiME事務局です。 このようなご意見をいただきました。 予約が取りにくいです。何とかしてください。 ご利用をご検討中の方より切実なご意見をいただきました。 ご相談の機会を求め、大切なお時間を使ってアクセスしてくださっていることに、心より感謝申し上げます。 また、ご希望のタイミングでご予約が取れずご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。 本日は、このご意見にお答えする形を通して、TiMEがどのような体制と方針で運営を行っているのか、その理由と境界線について改めてご案内させていただきます。 「TiME」は、ご利用いただく皆様にとって「自分らしい選択肢を増やし、新たな一歩を踏み出すきっかけとなる場」でありたいと考えております。 そのため、現在ではセラピストの体制も拡充し、より多くの方のご相談にお応えできるよう、対応できる幅や機会を広げてまいりました。 しかし一方で、枠をただ無制限に広げて数を消化するような対応を行ってしまうと、一人ひとりのお客様
10月21日読了時間: 2分


大阪出張のお知らせ
いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 TiME事務局です。 本日は、出張についてお知らせいたします。 普段は山梨を中心に活動している車椅子セラピストの「トシ」が、この度大阪へ出張することとなりました。 関西で受けていただける貴重な機会となります。 滞在期間中、以下の日程で大阪でのご予約を承ります。 【大阪出張スケジュール】 10月29日(木) 17時~ 10月30日(金) 遠方でなかなかタイミングが合わなかったという方も、この機会にぜひご利用をご検討ください。 ご予約枠には限りがございますので、ご希望の方はお早めのご連絡をお待ちしております。 ▼詳細・プロフィールはこちら https://www.comprehensivetime.com/team/トシ ご予約や空き状況につきましては、当店公式窓口までお問い合わせいただけますと幸いです。 皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
10月19日読了時間: 1分




お悩み回答室 Vol.43
こんにちは。 二ノ宮です。 先日、このようなご質問をいただきました。 彼氏彼女と友達の違いって何だと思いますか?やはりsexするかしないかが境界線なのでしょうか? 人間関係のあり方や、パートナーシップの形について深く考えさせられるご質問ですね。 「身体的な関係の有無」をひとつの線引きとする考え方は、一般的によく語られる指標ではあります。 ですが私個人としては、恋人と友達を分ける本質は「お互いに納得したうえで、どこまでの責任と特別さを引き受ける約束をしているか」という点にあると考えています。 友達関係というのは、お互いの自由を尊重しながら、過度な束縛や責任を伴わずに付き合える軽やかさがあります。 一方で、恋人という関係性は、お互いを人生の特別な位置に置き、「二人だけのルールや約束(排他的な関係や、将来を見据えた関わりなど)」を互いの意思で結ぶ選択です。 その約束の形として身体的な関係が含まれることもあれば、価値観によってはそうではない形(アセクシャルなど)の恋人関係も存在します。 つまり、身体的な関わりそのものが違いというよりは、「二人でどういう関
10月11日読了時間: 2分


お悩み回答室 Vol.42
こんにちは。 二ノ宮です。 このような直球のご質問をいただきました。 「お客さんを好きになったことありますか?」 結論からお伝えすると、ありません。 実はこの件については、以前のブログ(質問に回答します! #37)でも少しお答えしたことがあるのですが、あらためて私の考えをお話しさせていただきますね。 私にとってお越しいただくお客様は、お一人おひとりが非常に大切で、敬意を持って向き合っている存在です。 しかし、そこにあるのは「恋愛感情としての好き」ではなく、「一人の自立した人間としての尊重と信頼」です。 私がご提供しているのは、お互いの意思や境界線を尊重したうえでの対等な時間と関係性です。 そこに個人的な恋愛感情や曖昧な甘えを持ち込んでしまうと、お互いが対等な選択と合意のもとで紡いでいる時間そのものの軸がブレてしまいます。 プロフェッショナルとしての明確な境界線があるからこそ、誠実で心地よい時間をお届けできると考えています。 「冷たい」と感じられる方もいるかもしれませんが、お互いの領域を荒らさず、真摯に向き合うことこそが、私にとっての最大の誠意であ
10月10日読了時間: 2分
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