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お悩み回答室 Vol.29

こんにちは。 

TiMEの二ノ宮です。


今回は、このようなご相談をいただきました。

「私は自分のことが好きとかよく分かりませんし、自己肯定感も低いと思います。でも、嫌な思いはしたくないです。今、将来を考えている人がいるのですが、なんだか扱いが雑なんです。大切にしてくれない相手を、どうやったら大切にしてくれるようにできますか?一緒にいたい相手なので、そんな人に私は大切にされたいです」

一緒にいたい、大好きな人だからこそ、その人から一番に大切にされたい。

そう願うのは、人間として、一人の女性として、あまりにも自然で純粋な気持ちです。


「どうしたら、あの人は私を雑に扱わなくなるだろう?」

「どうしたら、もっと優しくしてくれるだろう?」


そうやって、相手を変えようと一生懸命に悩んでいる方に、私は少しだけ、事実をお伝えします。


結論から言うと、「相手のコントロールパネルを奪って、自分を大切にさせる」ということは、実はとても難しいことです。

なぜなら、先日のブログでもお話しした通り、人はそれぞれ違う価値観を持って生きており、本人が「変わりたい」と思わない限り、外側からその人を変えることはできないからです。

相手を変えようとすればするほど、多くのエネルギーを消耗し、分かってもらえない現実にさらに傷ついてしまうこともあります。


では、どうすればいいのでしょうか。

状況を変える鍵は、相手ではなく、「あなた自身」の中にあります。


厳しいように聞こえるかもしれませんが、人は不思議なことに「自分を雑に扱っている人」を見ると、無意識のうちに「あ、この人はこのくらいの扱いでいいんだな」と錯覚してしまう生き物です。

逆に、自分のことを誰よりも一番の「宝物」として扱い、嫌なことには毅然と「それは嫌です」と言える人に対しては、周囲も自然と敬意を払い、大切に扱わざるを得なくなります。

つまり、相手から大切にされたいのであれば、まず何よりも先に、「あなたが、あなた自身を徹底的に世界一の宝物として扱うこと」から始めなければならないのです。


「自分のことが好き」なんて、今すぐ思えなくても全く問題ありません。

ただ、「私は雑に扱われていい人間じゃない」「嫌な思いはしたくない」というその本音を、あなた自身が絶対に裏切らず、守ってあげること。

その静かな覚悟(スタンス)が、お相手の態度を変える一番のきっかけになります。


誰かに大切にされるのを待つ前に、まずは自分で自分に「丁寧に、大切に扱われていい存在なんだ」という感覚を、心とお身体に思い出させてあげてください。


美味しいものを食べる、心地よいお洋服を着る、自分を優しくケアしてあげる時間をとる。どんなに小さなことでも構いません。

そうやって「大切にされる心地よさ」の基準を自分で知ることで、日常生活でも自然と、自分を安売りしないしなやかな強さが生まれてくるはずです。


あなたが自分自身に「私を雑に扱わないで」という優しい境界線を引けたとき、初めて周りの景色が変わり始めます。


まずは今日、あなたがあなたの最大の味方になってあげてくださいね。

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