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「分かり合えない」からこそ


こんにちは。

TiMEの二ノ宮です。


ありがたいことに、日々の活動の中で多くの方と関わらせていただき、感謝されることもたくさんあります。

ですが、その逆もまた然りです。


いただくご意見の中には、否定的なものや批判もあります。

でも、それは当然のことだと思います。

人それぞれ価値観が違うのだから、意見が食い違うのも当たり前。

だから私自身、そうした批判をされても全然気にしてはいません。

ただ、そんな風に「人はそれぞれ違う」という当たり前の状態を目の当たりにするたび、ふと不思議に思うのです。


他人と分かり合うこと、そして自分を分かってもらおうとすることは、本来とても労力がいることです。

お互いの歩み寄りや、優しさがどうしても必要になります。

それなのに、どうして人はあえてエネルギーを使って、他人に攻撃的になったり、誰かを傷つけようとしたりしてしまうのだろう、と。


人は、1人では生きていけません。

誰もが誰かと支え合い、社会の中で共存していかなければならない存在です。

それなのに、なぜ私たちはこれほどまでに「分かり合えない」ことが多いのでしょうか。

身近な人間関係から、社会の大きな出来事に至るまで、私たちは日々、小さなすれ違いや摩擦、そして争いを目にします。


孤独から逃れるために誰かを求めるのに、近づけば近づくほど、お互いの違いに傷つき、拒絶してしまう。

そんな矛盾に、どこか虚しさを感じてしまうこともあるかもしれません。

けれど、少し視点を変えてみると、ある一つの事実に気がつきます。

それは、「私たちは本来、1人ひとり全く違う人間である」ということです。


育ってきた環境も、傷ついてきた過去も、大切にしている価値観も、誰一人として同じではありません。

だからこそ、「100%分かり合える」ということ自体が、本来は奇跡のようなことなのです。


争いが絶えないのは、私たちが「分かり合えない」からではありません。

「分かり合えるはずだ」という期待や、「自分の正しさを分からせたい」という執着が、お互いを苦しめ、時に攻撃性へと変わってしまうからではないでしょうか。


共存していくために本当に必要なのは、「完全に分かり合うこと」ではなく、「分かり合えないかもしれないけれど、目の前の相手を尊重しようとする姿勢」なのだと思います。


「あなたのことはすべて分からない。けれど、あなたの痛みを想像することはできる」

「意見は違うけれど、あなたが大切にしているものは否定しない」


そうやって、お会いする時間の中で、お互いの「違い」をそのまま受け入れ、認め合うこと。

それこそが、衝突を減らし、本当の意味で寄り添うための第一歩になると信じています。


TiMEは、単に寂しさを埋める場所ではありません。

お互いの孤独や、分かり合えなさを抱えたままでいい。

その上で、ほんのひとときでも「心を通わせよう」と試みる、そんな温かい境界線でありたいと思っています。


今日も、誰かと誰かがほんの少しだけ、優しい距離感で繋がれますように。

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