お悩み回答室 Vol.31
- 総合「性」サービス TiME 女性障害者様専門

- 1 日前
- 読了時間: 3分

こんにちは。
TiMEの二ノ宮です。
先日、ある男性からとても切実で、情熱的なご相談をいただきました。
「好きになった女性が夜のお店(キャバクラ)で働いています。彼女も僕に好意があるようなのですが、告白したら『お金のために仕事を頑張りたい』と断られました。僕は彼女と対等でいたいので、キャバクラを辞めて普通の仕事をしてほしいと思っています。その話をしても『頑張りたい』の一点張りでした。諦めきれないのですが、どうしたらいいでしょうか」
そこまで好きになれる相手に出会えたこと。そして「対等でいたい」「相手を守りたい」と願う気持ち。それはとても純粋で、真っ直ぐなエネルギーです。
けれど、ここで一つ立ち止まって考えてみたいことがあります。
「対等になりたいから、自分が望む生き方(仕事)に変えてほしい」と願うこと。
それは本当に、相手を尊重した「対等な関係」と言えるのでしょうか。
相手の女性にとって、今の仕事は単なる労働ではなく、お金の不安を解消し、自分の足で人生を切り拓くための、今まさに必死で取り組んでいる挑戦です。
彼女が「頑張りたい」と譲らないのは、自分の人生に対して責任を持とうとしている証拠でもあります。
「相手を好きだからこそ、こうなってほしい」
「もっとこうすれば幸せになれるはずだ」
そうやって、良かれと思って相手の領域(コントロールパネル)に踏み込み、自分の理想の形に変えようとするとき、私たちは知らず知らずのうちに「今のそのままのあなたでは不十分だ」というメッセージを相手に送ってしまっています。
前回もお話しした通り、「大切にする」ということの土台には、お互いに「嫌と思うことをしない」という敬意があります。
相手が大切に守っている境界線や、自分の意思で選んでいる生き方を否定して変えさせようとすることは、相手にとって一番嫌なこと(踏み込まれたくない領域)かもしれません。
もし、本気で誰かと「対等なパートナーシップ」を築きたいのであれば。
それは、相手を自分の理想に当てはめることではなく、「相手が今、自分の意志で選んでいる生き方を、そのまま丸ごと尊重すること」から始まると思います。
自分の求める条件を一旦横に置いて、彼女が必死に生きているその姿をそのまま認め、応援できる味方になってあげること。
「この人は、私の仕事を否定せず、私の人生を丸ごと受け入れてくれる安心できる人だ」 そう思えたとき、初めて二人の間には、何ものにも代えがたい「本物の信頼と対等さ」が生まれるのではないでしょうか。
愛することとは、相手を変えることではなく、相手の生き方をそのまま受け入れる強さを持つこと。
誰かを好きになって胸が苦しくなったときこそ、その熱いエネルギーを「相手を縛るもの」ではなく、「相手を優しく見守る光」に変えていけたら素敵ですね。




コメント