お悩み回答室 Vol.40

こんにちは。
二ノ宮です。
今回はこのようなメッセージをいただきました。
「世の中『いい女』と呼ばれている方は一般人でも多いのに、『いい男』の基準が芸能人しかない気がします。僕もそれなりにいい男と思っているのですが、二ノ宮さんのご意見を聞かせて欲しいです。」
ご自身のあり方に自信を持ちながら、世間の「基準」について客観的に考えられている、とても興味深い投げかけですね。
おっしゃる通り、メディアやSNSを見渡すと、「いい男」という言葉は華やかなルックスや分かりやすいスペック、洗練されたエスコートができる芸能人のような姿に偏って語られがちな印象があります。
ですが、私が日々多くの方とお会いする中で感じる「本当にいい男」の姿は、そうした単なる外側の装飾とは少し異なる場所にあります。
前提として、人はどうしても外見から入るものです。そのため一定基準の整え、いわゆる「清潔感」は欠かせない要素だと思います。ただ、ここで言う清潔感とは、単にお風呂に入っているとか綺麗にしているという表面的な話だけではありません。
「外見は一番外側にある内面」という言葉があるように、外見と内面は互いに深く影響し合っています。日頃の思考や生活態度、自分自身をどう扱っているかという姿勢は、立ち振る舞いや表情、装いといった「清潔感」として自ずと一番外側に滲み出るものです。
そのうえで、私自身が考える「いい男」の本質は、以下の2点に集約されると考えています。
自分という軸をしっかり持ち、自己決定ができること 世間の評価や他人の機嫌に振り回されず、「自分はどう生きたいか」「何を大切にしたいか」を自らの意思で選べていること。
他者との関係において、対等な選択と合意を尊重できること 自分の価値観を押し付けず、相手の領域や選択を認めながら、二人にとって心地よい距離感や関係性を丁寧に紡いでいけること。
どれほど華やかなスペックを持っていても、相手の選択を軽視したり、自分の不機嫌で関係をコントロールしようとする人は、決して「いい男」とは言えません。
「自分なりにいい男だと思っている」という質問者様の感覚は、世間が作った「いい男」の金型に自分を当てはめるのではなく、ご自身の意思とスタンスで生きられている証なのだと思います。
外側の基準に惑わされることなく、内面を映し出す外見を整え、目の前の相手とどのような誠実な関係を結んでいけるか。その姿勢を持っている人こそが、本当の意味でしなやかで「いい男」なのではないでしょうか。





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