お悩み回答室 Vol.9
- 総合「性」サービス TiME 女性障害者様専門

- 9 時間前
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こんにちは。
TiMEの二ノ宮です。
お悩み相談窓口に、非常に勇気を必要とする、切実な吐露をいただきました。
「相談するところがなく、困っていた時に、たまたま見つけたここに少し吐かせて下さい。私は精神疾患を持っています。詳しいことは控えさせてください。仕事もしています。なるべく周りと合わせる為に、明るく振舞っているつもりです。他人との距離を取らないように気を付けているのですが、勘違いされてしまい、好意を持たれたり、妬まれたりと、困ったことが多く起こります。それこそこの前に、同じ職場の人から好きだと言ってくれた方がいたのですが、私はその人の事を好きではなかったので、お断りしたのですが、相手は怒ってしまい、「思わせぶりな事をするな」と言われました。また別の人からは、私のSNSをよく見ているみたいで、行くところ行くところでよく会う事があります。怖くて職場の上司に相談したこともありますが、理解をしてもらえず、変な噂など流され、居心地が悪く、職場を変えたこともあります。今は前程困る事は無いのですが、もしかしたらと思う事が起こりそうな感じはしています。普通で居たいのに、そうできていない私がおかしいのでしょうか。私はどうしたらいいのでしょうか。」
ご相談ありがとうございます。
誰にも言えず、一人で抱え込んできた苦しみを、こうして私に打ち明けてくださったことを、まずは嬉しく思います。
まず、一番最初にはっきりとお伝えします。
あなたは、全くおかしくありません。そして、何も悪くありません。
あなたが受けている被害——逆恨みやつきまとい、そして職場の無理解——は、すべて相手側や環境の問題です。
あなたが「明るく振る舞った」ことは、社会に適応しようとしたあなたの勇気であり努力です。
それを「思わせぶりだ」と勝手に解釈して怒る方が、コミュニケーションの境界線を踏み越えています。
今の状況を少しでも楽にするために、私から3つのことをお話しさせてください。
1. 「明るく振る舞う」を、少しだけお休みしてもいい
あなたは周囲に合わせようと、人一倍エネルギーを使って「明るい自分」を演じてこられたのだと思います。
ですが、その一生懸命さが、残念ながら距離感の詰め方が極端な人に、付け入る隙を与えてしまっている可能性があります。
職場では「明るい人」ではなく、「丁寧だけど、踏み込ませない人(礼儀正しい事務的な対応)」を目指してみてはいかがでしょうか。
笑顔を少し減らし、敬語を崩さず、一定の物理的な距離を保つ。
それは冷たさではなく、あなたという聖域を守るための「防護壁」になります。
2. 「普通」という呪いから自分を解き放つ
「普通でいたい」という言葉、胸に刺さります。
ですが、私たちが向き合っている「疾患」や「特性」は、例えるなら利き手が違うようなものです。
右利きの人だらけの世界で、左利きの人が無理をして右利きとして振る舞えば、どこかに必ず歪みが出ます。
「普通」の基準を他人に置くのではなく、「今の私が、一番疲れない居方」を基準にしてください。
普通になろうとしなくていい。あなたがあなたとして、今日一日を無事に終えられることの方が、100倍大切です。
3. 相談先を「多層化」する
職場の上司に理解されないのは、本当に孤独で苦しいですよね。
でも、世の中にはあなたの味方になる場所が必ずあります。主治医、カウンセラー、そして、私たちのような場所。
職場の人は、あくまで「仕事の利害関係者」です。
あなたの心の深い部分まで理解してもらう必要はありません。
重い荷物は、それを専門に受け止めてくれる場所に預けてください。
最後に
「もしかしたら、また同じことが起こりそう」という予感。
それはあなたの防衛本能が「危ないよ」と教えてくれているサインです。どうかその感覚を無視しないでください。
危ないと感じたら、すぐに距離を置く。逃げる。自分を守る。 それはわがままでも、おかしいことでもありません。
あなたは、これまで十分すぎるほど頑張ってこられました。
これからは、誰かのために明るく振る舞うエネルギーを、どうか「自分を大切にするため」だけに使ってあげてください。




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