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愛情と性欲(性交)の関係に関する男女の違い


こんにちは。

女性障害者専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナー 二ノ宮 です。


なぜ男女の性行為に対する考え(本能)は噛み合わないのか。


よく聞く話です。


男性は性行為をゴールと考える傾向にあり

女性は性行為をすることによってより愛情が深まる傾向にありますが

男性は多くの種を 残すためという理由があるのはわかりますが

女性が性行為後に愛情が深まる理由は何なのでしょうか。


なぜ人間はあえて男女がすれ違ってしまう本能的な構造になっているのでしょうか。


愛というのは何故存在するのか。


それについて書いておきます。


根本的には

生物学で言う「共生関係」から生まれています。


共生関係にはお互いが利益を得る相利共生と

片方だけが片利共生があります。


アリとアブラムシの関係のように

アリは餌を持ってきて庇護する代わりにアブラムシが甘い汁を提供するといった

お互いに助け合う関係です。


これも、感情としての愛(愛情)と言えるかどうかはともかく

愛なる行為とみなすことができるでしょう。


もっとも、意識されうる感情としての愛について考えるならば

大型哺乳類を中心とした大脳新皮質を持つ動物がメインになるでしょう。


人間と家畜の犬や猫とも間にも愛情は成立しますし

種としては異なる動物の間にも成立し得ます。


愛というのは生物の中ではとても普遍的なものです。


恋愛感情というならば

これよりはるかに狭い意味になり

性欲(フロイトの汎性欲論、生物学的な繁殖欲など、色々な定義がありますが、ここでは性衝動の意味で考えます)との関連性がより強くなります。


恋愛感情は

愛情の中で一般には中核を占めると思われていますが

  • 慈愛

  • 純愛

  • 博愛

  • 地域愛

  • 愛国心

  • 親子愛

など、数ある愛情のうちの一つに過ぎませんし

これらは性欲との関連性は無いかごく薄いといって差し支えないでしょう。


また

育児を行うタイプの動物なら

一般的に男女愛より親子愛の方が安定的で強力なものです。


愛情の中でも

性欲との関連性が強いと考えられる恋愛感情においても

そのあり方は男女で大きく異なります。


男性にとっての性欲は

その相手となる女性に妊娠・出産という

大きなコストとリスクを強いる行為に結び付くだけに

暴力的な面があります。


強姦や痴漢、セクハラなどは主に男性から女性に対して行われるものであり

これらはむしろ愛情どころか恋愛感情とも、むしろ対立的なものです。


こうした行為は

愛情の不足によってこそ行われます。


男性の恋愛感情はむしろ性衝動に基づく行為に対する抑制要因となります。


女性にとって

リスクとコストのかかる妊娠・育児期間を

配偶相手(性交する関係)の男性からの生活サポートや

庇護もなく一人だけで行う羽目になるのは

むしろ繁殖成功可能性を大きく引き下げられかねません。


最悪の場合は母子共倒れとなり

生物学的に淘汰されてしまいます。


ゆえに

一般に男性からの扶養なき妊娠につながりかねず

女性の方がより強く持っている配偶者選別機能も果たせない強姦に対して

女性は一般に非常に激しい苦痛を覚えます。


この点は性交による

リスクの少ない(性病や行為中に外敵に襲われるなどのリスクはありますが、女性が背負うリスクとは比較にならないほど小さい)男性とは大きく異なります。


人類は

動物の中でも子どもが未熟で生まれてくるうえに

自立するまでに約20年もの期間がかかりますから

女性だけでの育児は困難であり

その期間における配偶相手の男性からの扶養を切実に求めざるをえません。


そのため

女性の性欲は一般的に恋愛感情と密接な関係があります。


しかし、恋愛感情があれば性欲が湧くのかというとそうでもありません。


女性にとっては

自身が心身ともに健康であり

もうひとすの命を背負ってゆけるだけの

  • 生活上の余裕があるのかどうか

  • 相手の男性の適応度が高いかどうか

  • 相手の男性から深い愛情が得られているかどうか(妊娠中・育児期間中にしっかりと扶養してくれるかどうかに強く関係します)

主に3つの要因があり

これに性的開発度合い

これまでの体験や

それぞれの人格や周囲の文化

価値観なども影響し

それらが複雑に絡み合っています。


これらの要因から総合的にみて

性交した方が繁殖成功可能性にとってプラスになると

無意識のうちに判断されるというメカニズムになっています。


女性が性交後に愛情が深まる理由は

自身と生まれてくる子供の生活サポート(扶養)を配偶相手の男性から得るためです。


男性の性欲は

主に外見情報からかなりの確度で無意識のうちに判断される

女性側の子どもを産む育てる能力(これを妊孕性といいます)に対して湧き起こるものであり、女性とはまるで異なるメカニズムを持っています。


人類は

育児にかかるコスト・期間が膨大な動物であるため

男性も一般的には育児に(間接的にではあっても)投資した方が

繁殖成功度は高まりますが

女性だけで自分の子どもを育ててもらった方が

繁殖可能性が高まるという場合があるため

自身の性衝動が愛する女性を傷つけはしないかといった

愛情との間に生じる葛藤に悩まされる場合が多くなります。


また

男性は女性と違って繁殖欲の大半を性欲に注ぎ込み

性交を目的としてしまいやすいです。


結果

本来の目的が見えなくなり

傷つく方が増えているんですよね・・・


嫌な話ですよ・・・


そうならない為にも

見極める目が必要になりますし

それを養う必要があります。


それは経験値を上げるのが一番ですが

まずは知る事から始めるのがオススメです。


正しい情報を手にし

判断する為に経験を積む。


その場所が当店を含めたこの業界と思います。


少しでも傷つく方が減ることを願ってます。

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