
こんにちは。 女性障害者様専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナー 二ノ宮 です。
雨の日は好きですか?
雨、水の流れる音
何とも言えない静けさ
理由は色々ありますが私は好きです!
ですが
これは個人的な意見で苦手な人、嫌いな人もいます。
特に
障害を持った方々からすると
天候はとても重要ではないのかと考えています。
例えば
車いすユーザー様からすると
・傘をさせない ・雨の日の坂道が危険 ・車の乗り降り
など一部ですが挙げられます。
また、目が不自由な方の場合
雨の音によって移動の困難さが増します。
白い杖を使って、足元の危険物を確認し、路面の高さの変化などを察知しながら歩くイメージが強いですが
実は音を頼りに移動しています。
横断歩道の音が印象的ですが、自動車が来る音やクラクション、人の声などをキャッチしながら移動しています。
雨が降る音はこれらの音をかき消してしまうので、晴天時に比べ、集められる音が減ってしまいます。
傘を使えば、傘に反射された音が耳に入ってくるので、車の音が違う方向から聞こえてきたり
耳に入ってくる音の大小が微妙に変化したりとイレギュラーな状態が発生します。
視野に障害を抱えている方の場合は、傘によって視野を妨げられることも発生します。
目が不自由な方にとって、雨の日は移動だけでなく情報収集という観点で障害が発生します。
音という観点でいえば、風によって音が遮られることもあれば、雪によって音が吸収されることもあります。
知的障害や精神障害の方には、雨によって気分の抑揚が生まれることで違う困難を抱えることもあったり、気圧が影響を与えたりすることがあります。
健常者にとっては、雨は単なる気分の問題かもしれませんが、障害者にとっては、死活問題になり得ます。
たかが雨ではない。
これらはほんの一部ですが
私達はしっかり向き合って解決していかなくてはならないと考えています。
それもこちらが一方的に考えるのではなく、皆様と考え、成長したいと思います。
「諦める」事も必要な時もありますが、勇気を持って一歩踏み出すことは諦める必要はないと思います。
私達がお手伝い、貴重な「時間」を過ごせる様に、精一杯おもてなしさせて頂きます。
お会いできることを心より楽しみにしております。
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