お悩み回答室 Vol.19
- 総合「性」サービス TiME 女性障害者様専門

- 5月6日
- 読了時間: 3分

こんにちは。
TiMEの二ノ宮です。
とても切実な、そして自分自身を客観的に見つめようとしている勇気あるメッセージをいただきました。
「ブログや質問の回答を見て送りました。私は人との距離感がおかしいらしく、よく誤解されることが多いです。相手にとって踏み込み過ぎたり、一言多かったりするらしく、嫌われる事があります。私としては、相手と仲良くなりたくて話をしているので、そんな風に相手が感じてるのが良く分かりません。どうしたら良いでしょうか」
「仲良くなりたい」というお気持ちがある一方で、相手からは「踏み込み過ぎ」「一言多い」と敬遠されてしまう。
このズレを解消するために、一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
1. 「決めつけ」という名の親切の押し売り
相手と仲良くなりたい時、つい「あなたはこうだよね」「こうすればいいのに」と、自分の物差しで相手を測った一言を投げてはいませんか?
相手を一人の独立した人間として尊重するのではなく、自分の頭の中にある「型」に当てはめて、自分の正義や価値観を押し付けてしまう。それは親切ではなく、自分の考えを認めさせたいという「押し売り」になってしまっているかもしれません。
2. 「一言」に宿る無責任さ
一言多い、と言われてしまうその言葉には、相手への深い想像力が欠けている可能性があります。
自分の価値観を押し付けるなら、その言葉で相手の心がどう動いても、その後の人生に責任を持つ覚悟が必要です。
ですが、私たちは他人の人生の責任までは負えません。
責任が取れないのであれば、相手の領域に土足で踏み込むような発言は控える。
それが、自律した大人同士の最低限の礼儀ではないでしょうか。
3. 「仲良くなる」とは、相手を自由にすること
本当の意味で誰かと親しくなるということは、相手を自分の思い通りに変えようとしたり、自分の枠に当てはめたりすることではありません。
むしろ、「相手がどう感じているかは、私には完全にはわからない」という前提に立ち、相手の意思やスペースを尊重することです。
「一言多く」なりそうな時は、その言葉が「自分のため(認められたい)」なのか「相手のため」なのか、一度問いかけてみてください。
最後に
「仲良くなりたい」という熱意が、相手を型にはめる力に変わってしまわないように。
相手をコントロールしようとする手を放し、相手を一人の尊重すべき「他者」として見つめ直すことから始めてみませんか。
人は皆、自分の人生を自分で選び、生きていく権利があります。
自分の物差しを押し付けず、お互いの自律を認め合える距離感こそが、結果として長く深い信頼関係に繋がっていくと思います。




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