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『優しさ』の履き違え

こんにちは。

TiMEの二ノ宮です。


先日ご紹介した「お金を貸してほしい」というメッセージについて、私自身、改めて深く考えていました。


「困っているなら助けてあげればいいのに」

「人の心があるなら、少しぐらい……」


そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私はそうは思いません。

安易に「貸す」という選択をすることは、優しさではなく、ある種の「無責任」ではないかとすら感じています。



1. 「甘え」と「自律」の境界線

どのような厳しい環境に身を置いているとしても、他人の優しさを「人質」に取って自分の要求を押し通そうとする行為は、健全な人間関係とは言えません。

「こう言えば相手を動かせるだろう」という決めつけやコントロールは、相手への敬意を欠いた、あまりに甘えの強い振る舞いです。

その判断すらできなくなっている状態を、ただ「追い詰められているから」と見過ごすことは、社会の一つの闇を見ているような心地がします。



2. TiMEは「行政」でも「NPO」でもありません

TiMEは、女性障害者専門の総合「性」サービス、つまり一つの民間サービス(風俗店)です。

私たちは、性を通じてお客様の「心身の自律」をサポートするプロフェッショナルですが、公的な支援団体でも、お金の工面をする場所でもありません。


役割を正しく認識し、自分にできること(サービス)と、できないこと(金銭支援)を明確に分けること。これこそが、私たちが社会の一員として、責任を持って活動を続けていくために不可欠な一線です。



3. 無責任なことをしない、という誠実さ

本当の意味で誰かを想うなら、その人の「自律する力」を信じるべきです。

できないことを「できる」と言ったり、安易な救いの手を差し伸べて依存を深めさせたりすることは、結局のところ、相手の人生に対して無責任であることに他なりません。


だからこそ、私たちは「貸さない」という選択をします。


それは冷たさではなく、お互いが自律した一人の人間として向き合うための、最大限の誠実さと考えています。



最後に

「人の心」とは、相手の甘えを受け入れることではありません。

お互いが自分の人生に責任を持ち、それぞれの場所で全力を尽くすこと。


もし本当にお金に困っているのであれば、それは私たちの役割ではなく、しかるべき行政や専門機関が担うべき領域です。

自分の足元を見つめ、正しい場所へ助けを求める。その一歩を踏み出すことこそが、自律への始まりだと私は信じています。

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無店舗型性風俗特殊営業届出確認書
大阪府公安委員会 第24215号

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