top of page
検索


改めて思う事
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 「人を大切にする」や「自分を大切にする」という言葉。 言葉にするのは簡単ですが、いざ「具体的にどういうこと?」と考えてみると、本当に難しいテーマです。 これをしてあげたら喜ぶかな、これをプレゼントしたら優しさかな、とプラスの行動をあれこれ思い浮かべるかもしれません。けれど、それらは人それぞれの感覚や価値観、つまり「個人の裁量」によって正解がバラバラです。ある一定の基準はあっても、「絶対にこれが正解!」というものはありません。 私は、いろいろな思いをぎゅっと省いて、まずは自分にとっても相手にとっても「嫌と思うことをしない(痛いことをしない)」という引き算が結論なのかな、と考えたりもしました。 けれど、それだけではどこか足りないような気がしたのです。 「嫌なことをされない」というのは、傷つかないための最低限の土台。けれど、それだけで心が豊かに満たされるかというと、そうではありません。 「大切にされる」というのは、もっとたくさんの優しい要素が、複合的に、グラデーションのように重なり合って初めて生まれるものなのだと思
2 日前読了時間: 2分


「分かり合えない」からこそ
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 ありがたいことに、日々の活動の中で多くの方と関わらせていただき、感謝されることもたくさんあります。 ですが、その逆もまた然りです。 いただくご意見の中には、否定的なものや批判もあります。 でも、それは当然のことだと思います。 人それぞれ価値観が違うのだから、意見が食い違うのも当たり前。 だから私自身、そうした批判をされても全然気にしてはいません。 ただ、そんな風に「人はそれぞれ違う」という当たり前の状態を目の当たりにするたび、ふと不思議に思うのです。 他人と分かり合うこと、そして自分を分かってもらおうとすることは、本来とても労力がいることです。 お互いの歩み寄りや、優しさがどうしても必要になります。 それなのに、どうして人はあえてエネルギーを使って、他人に攻撃的になったり、誰かを傷つけようとしたりしてしまうのだろう、と。 人は、1人では生きていけません。 誰もが誰かと支え合い、社会の中で共存していかなければならない存在です。 それなのに、なぜ私たちはこれほどまでに「分かり合えない」ことが多いのでしょうか。..
4 日前読了時間: 3分


「多様性」という言葉の裏にある、本当の優しさとは
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 ここ数年、ニュースやSNSで「多様性(ダイバーシティ)」や「ジェンダーレス」という言葉を本当によく耳にするようになりました。 それに伴って、一部では「世の中を男と女に分けること自体が間違っている」と主張する声も上がっているようです。 皆さんは、こうした風潮に少しモヤモヤしたり、「どういうことだろう?」と違和感を覚えたりしたことはありませんか? もしかしたら私の受け取り方が間違っているのかもしれませんが、世間には「男と女の二通りにしか分けて考えない人」を強く批判したり、嫌がったりする空気が一定数あるように感じます。 ですが、ぶっちゃけて言えば、生物学上の事実として、人間を含めた多くの生き物は身体の構造上「男と女(雄と雌)」に分かれています。 子孫を残すための役割として、この2つの構造があることは、動かしようのない科学的な事実です。 ですから、まずは身体の構造として「男と女」に分けられると考えるのは、決して不自然なことではありません。 ただ、人間の「中身(心や考え方)」となると、話は別です。 ...
5 日前読了時間: 3分


人間を突き動かすエネルギーの本質
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日、「欲がない自分はおかしいのでしょうか」というご相談にお答えしました。 欲がないと悩む必要はないということ、そしてそれは今のあなたを守るための「平穏という欲」であるという点については、前回の記事でお伝えした通りです。 しかし、今回はさらに踏み込んで、「欲」そのものに対する私たちの捉え方、そして「欲」とどう付き合っていくべきかという、より深い領域について考えてみたいと思います。 世間一般で言われる「三大欲求」や「承認欲求」といったラベルに当てはまるものがないとき、私たちはなぜこれほどまでに「自分には何かが足りない」と焦ってしまうのでしょうか。 その答えの多くは、私たちが「欲」を、自分の内側から湧き出るエネルギーではなく、外側から供給される外部指標(世間の物差し)として見てしまっていることにあります。 1. 「欲」というラベルの呪縛を解く 私たちは「欲」という言葉を非常に狭い意味で捉えすぎています。 世に聞く三大欲求や、社会的な成功を測るためのステータス的な欲求。 これらはあくまで、世の中が分類しやすくするた
7月3日読了時間: 4分


私たちがここに存在する理由
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 「風俗=浮気である」 「風俗=悪いことである」 世間には、この業界に対する強い否定的なイメージが根深く存在します。 そして、私たちはそのレッテルを「ただの偏見だ」と笑い飛ばすことはできません。 今日は、この業界の暗部と、私たちが向き合っている「現実」についてお話しします。 少し前ですがコロナ禍での給付金除外を巡る議論や、絶えない事件のニュース。 この業界が、時に公的な支援から遠ざけられたり、社会の「外側」として扱われたりするのには、それ相応の理由があります。 脱税、反社会的な繋がり、搾取、そして人権を軽んじるような運営……。 そうした「負の現実」が一部に存在することは、この業界に従事する者として真摯に受け止めなければなりません。 「風俗は悪いこと」という世間のイメージは、そうした暗部が生み出した「自業自得」の側面もあります。 しかし、私は16年この場所にいて、同時に別の真実も見てきました。 社会の「正しいルール」や「綺麗な正論」だけでは救い切れない、人間の深い孤独や、やり場のない欲求、そして行き場を失った心。
5月18日読了時間: 3分


私たちが提供する『正解』の、その先にあるもの
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日、「セラピストと付き合える未来はあるか」というご相談に対し、「幻想は捨て、現実の縁を大切にしなさい」とお話ししました。 今日はその続きとして、私たちが提供している「サービスの本質」と、皆さんに掴み取ってほしい「最高の結果」について、少し深くお話しさせてください。 TiMEのホームページにも掲げていますが、私は「性」とは単なる行為ではなく、人間の心の在り方そのものだと考えています。 人との会話、接し方、関係性の構築、そして精神的な繋がり。 その積み重ねの先に「性行為」がある。 ですから、私たちが提供するサービスは、単なる「性欲の解消」に留まりません。 もちろん風俗店としての本分は大切にしていますが、それ以上に、これまで経験したことのない「時間と体験」を通じて、お客様の心と身体を整えることを目標としています。 「セラピスト」の定義を調べると、薬や手術に頼らず、物理的・心理的なアプローチで心身の不調をケアする「療法士」と出てきます。 私たちは、お客様が日常で抱えているストレスや孤独、あるいは自分自身に対する欠落
5月16日読了時間: 3分


『心』が『生きる』場所であるために
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 最近、ふと自分自身のブログや、皆様から届くご相談への回答を読み返していて、改めて気づかされたことがあります。 「……あれ、当店は風俗店のはずなのに、質問内容にエロ要素が全くないな」 と。 私たちは女性障害者専門の「性サービス」を提供しているプロでありながら、日々向き合っている言葉の数々は、人間関係の距離感、無責任な押し付けへの違和感、そして自律した生き方……といった、もっと根源的な「生(ライフ)」の話ばかりです。 これって、お店としてどうなのだろう?と自問自答することもありますが、その答えは「性」という漢字そのものに隠されているような気がしています。 「性」は「心」が「生きる」と書きます。 私たちが大切にしているのは単なる肉体的な刺激ではなく、相手を一人の独立した人間として尊重し、その方の領域に土足で踏み込まない「境界線」を守ることです。 この「自律」という土台が崩れた場所には、本当の意味で心地よい「性」は存在し得ない。そう信じているからこそ、相談が自然と「どう生きるか」という切実な問いに寄っていくのは、Ti
5月9日読了時間: 2分


『優しさ』の履き違え
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日ご紹介した「お金を貸してほしい」というメッセージについて、私自身、改めて深く考えていました。 「困っているなら助けてあげればいいのに」 「人の心があるなら、少しぐらい……」 そう思う方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、私はそうは思いません。 安易に「貸す」という選択をすることは、優しさではなく、ある種の「無責任」ではないかとすら感じています。 1. 「甘え」と「自律」の境界線 どのような厳しい環境に身を置いているとしても、他人の優しさを「人質」に取って自分の要求を押し通そうとする行為は、健全な人間関係とは言えません。 「こう言えば相手を動かせるだろう」という決めつけやコントロールは、相手への敬意を欠いた、あまりに甘えの強い振る舞いです。 その判断すらできなくなっている状態を、ただ「追い詰められているから」と見過ごすことは、社会の一つの闇を見ているような心地がします。 2. TiMEは「行政」でも「NPO」でもありません TiMEは、女性障害者専門の総合「性」サービス、つまり一つの民間サービス(風俗
5月8日読了時間: 2分


決めつけと押し付け
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 対人関係の中で、私が最近改めて、そして深く考えていることがあります。 それは、他人に対して勝手に「決めつけ」をして、その考えを「押し付けてしまう」ことへの違和感です。 生きていれば、誰しも相手に対して「この人はこうだろうな」と決めつけてしまう瞬間はあります。それ自体は自然な心の動きかもしれません。 ですが、その自分の世界観を相手に押し付けようとするとき、そこには大きな「責任」が生じることを、私たちは忘れてはならないと思うのです。 1. 「押し付ける」ことは、相手を型にはめること 「あなたってこういう人だよね」「こうすべきだよ」という押し付けの裏側には、相手を一人の独立した人間として見るのではなく、自分の頭の中にある「型(ステレオタイプ)」に無理やり当てはめようとする傲慢さが隠れています。 それは相手の固有の人生や、まだ見ぬ可能性を否定し、自分の都合の良い世界に閉じ込める行為に他なりません。 2. 押し付けるなら、その人の人生を背負えますか? もし、自分の考えを相手に強要するのであれば、その言葉によって相手
4月28日読了時間: 3分


「一生モノの豊かさ」に変える
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日、「セックスをしてみたい」という正直な欲求を届けてくださった方へ、私なりの考えをさらにもう一歩踏み込んでお伝えしたいと思います。 私たちは日々、さまざまな「欲」を抱えて生きています。 なかでも「性」に関する欲求は、非常にパワフルで、時に自分でもどう扱えばいいのか戸惑うほど、真っ直ぐなエネルギーを持っています。 「経験がないけれど、してみたい」 「もっと素晴らしい体験を、誰かと共有したい」 そう願うことは、人間として自然で、生命力にあふれた素晴らしいことです。 しかし、その「したい」という純粋なエネルギーを、単なる衝動の解消で終わらせるのか、それとも人生を彩る豊かな「記憶」へと昇華させるのか。 その分かれ道は、 「自律」と「尊重」 という二つの力にあります。 1. 自分の身体を「自律」させる 誰かと深く繋がる前に、まず自分自身が自分の身体の責任者(自律した個)であることが不可欠です。 「快」の解像度を上げる: 自分が何に心地よさを感じ、何を大切にしたいのか。自分自身の身体を丁寧に慈しむ経験は、相手の身体の
4月14日読了時間: 3分


境界線
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日お伝えした「障害を持つお子さんの性欲に、ご家族がどう向き合うべきか」というご相談について、私なりの考えをもう少し詳しくお話しさせてください。 性犯罪者にさせたくない、自分がなんとかしなければ……。 その一心で、出口のない暗闇にいらっしゃる親御さんのお気持ちを思うと、胸が締め付けられる思いです。 1. 「家族」という関係性を守るために 「親が身体で応える」という極限の選択肢が頭をよぎるほど、追い詰められている方がいらっしゃるかもしれません。 ですが、ここで一度立ち止まって、 「 親子としての境界線 」 について考えてみてほしいのです。 役割の混同: 親子が「性の対象」になってしまうと、本来の安心できる「家庭」という場が、別の意味を持つ場所に変わってしまう懸念があります。 長期的な視点: もし今、親がその役割を引き受けたとしても、それは永遠に続けられることではありません。将来、親がそばにいられなくなった時、お子さんが自分自身で「欲」とどう付き合っていくべきかという課題が残ってしまいます。 2....
4月3日読了時間: 3分


今日、あなたは「誰の人生」を始めますか?
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 今日から2026年度がスタートしましたね。 新入社員の方や、環境が変わる方。 今日という日が、真っ新なノートの1ページ目のように感じている方も多いのではないでしょうか。 1. 「普通」という制服を脱ぐ日 4月1日は、多くの人が「社会の基準」に合わせようと背筋を伸ばす日です。 「立派な社会人にならなければ」「普通に振る舞わなければ」と。 でも、私はあえて皆さんに問いかけたいのです。 その「新しさ」は、誰かの期待に応えるためのものですか? それとも、あなた自身の「欲」を叶えるためのものですか? 先日もブログで書きましたが、世間が言う「普通」という枠に収まることだけが正解ではありません。 むしろ、自分の違和感や、人とは違う「逸脱(変態性)」を自覚し、それを自分の強みとして引き受けること。 それが、真の意味での 「 大人の始まり 」 だと私は考えています。 2. 自分に「嘘」をつかないエイプリルフール 今日はエイプリルフールですね。 世界中で可愛らしい嘘が飛び交う日ですが、どうか自分自身に対してだけは、嘘をつかないで
4月1日読了時間: 2分


自律とバランスの先
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日のブログで「変態」という言葉の再定義について書きましたが、その根底にある「欲」について、もう少し深くお話ししたいと思います。 私は、人間という生き物は 生物の中で「最も欲深い存在」 であると考えています。 1. 私たちを突き動かす「欲」の正体 「欲」は人間が生きるためのエンジンそのものです。 心理学者のアブラハム・マズローは、人間の欲求を以下の5段階で表しました。 【マズローの欲求5段階説】 自己実現の欲求: あるべき自分になりたい 承認の欲求: 認められたい、尊敬されたい 社会的欲求: 仲間が欲しい、愛されたい 安全の欲求: 心身の健康、経済的安定 生理的欲求: 食欲、睡眠欲、性欲など この内容が示す通り、性欲は最下層、つまり 「すべての活動の土台」 に位置しています。 土台がなければ、その上の「愛」も「自己実現」も成り立ちません。 2. なぜ「性欲」だけが、特別に「汚い」のか? ここで、一つの大きな矛盾に突き当たります。 「食欲」を満たしてグルメを楽しむことは称賛され、「名誉欲」を持って仕
3月10日読了時間: 3分


最も人間らしい人たち
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日、久しぶりに初めて伺うSMバーへ足を運びました。 そこで出会った方々に「ここに来られたということは、変態さんなんですね」と、親愛の情を込めて(?)声をかけられました。 夜職の世界に15年ほど身を置き、多くの方の「性」と「生」を見つめてきた私ですが、実はこの「 変態 」という言葉に対して、世間とは少し違う感覚を持っています。 1. 「変態」という言葉の本来の意味と、私の違和感 本来、言葉の意味としての「変態」は、社会的な基準や一般的な性的傾向から「逸脱」している状態を指す俗語です。 しかし、多くの方の深層心理に触れてきた私は、こう思うのです。 「そもそも、基準となる『普通の人』なんて、この世に一人も存在しないのではないか?」 と。 世間が勝手に作り上げた「平均値」という虚像。 そこから一歩もはみ出さずに生きている人間などいません。 誰もが、人には言えないこだわりや、自分だけの深淵を持っています。 2. 逸脱こそが、人間としての「標準」 もし「自分らしく生きる(=世間の枠からはみ出す)」ことが人間として最も自
3月9日読了時間: 3分


自分を守るためのストーカー対策
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 先日のお悩み相談でも触れましたが、SNSでの監視や、職場・プライベートでの「つきまとい」に悩んでいる方は決して少なくありません。 今日は、私たちの身近に潜む「ストーカー」という問題について、法的な視点と、法律では割り切れない「歪んだ依存」についても踏み込んでお話ししたいと思います。 1. ストーカー規制法が定める「犯罪」の定義 日本の「ストーカー規制法」では、特定の相手に対する「恋愛感情」や「それが満たされなかったことへの怨恨」を動機とした、以下の8つの行為を規制しています。 つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき :自宅や職場付近で見張る、立ちふさがる。 監視していると告げる行為 :行動や服装をメールやSNSで執拗に伝える。 面会・交際の要求 :拒否しているのに会おうとする。 乱暴な言動 :怒鳴る、嫌がらせをする。 無言電話・連続した連絡 :拒否しても何度もメッセージやSNSを送る。 汚物等の送付 名誉を傷つける事項の告知 :中傷やネットへの晒し。 性的羞恥心を害する事項の告知 これらに該当する場合、それ
3月6日読了時間: 3分


ルールを守れない「カッコ悪さ」
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 今日はちょっと・・・ というか、かなり「愚痴」になっちゃうんですが・・・ どうしても止めてほしい! と思う瞬間があって、吐き出させてもらいます。 今まであんまり気にしないようにしていたんですが、最近、本当に我慢の限界というか・・・ 何が嫌かって ルールを守らない一部の人のせいで、真面目にやってるこっちまで「同じ」だと思われて肩身が狭くなること。 悪いことしてないのに、一括りにされてしまうのが、本当に嫌なんです。 何の話かって? 「歩きたばこ」 の話です。 本当に迷惑。 僕もたばこを吸う人間だから、吸いたい気持ちはよくわかります。 でも、歩きたばこはマジで迷惑だし、何より「マジでカッコ悪い」。 あれをカッコいいと思っているのは、何なんでしょうね。 育ってきた環境なのか、それとも、そもそも備わっている「品性」の問題なのか。 なんにでも言えますが ルールが決められているなら、それをしっかり守る。 そんな当たり前のことができない。 すれ違うたびに漂ってくる匂いも不快ですが、それ以上に「自分さえ良ければいい」という
2月28日読了時間: 2分


法律と矜持の境界線
こんにちは。 TiMEの二ノ宮です。 今日は、私たちの活動の根幹に関わる「境界線」について、私個人の考えを改めてお話しさせてください。 TiMEを運営していると、多くの方から 「性的サービスはどこまで含まれるのか」 「性行為はできるのか」 という点についてお声をいただくことがあります。 これに対し、私は明確な一線を引いています。 1. 社会のルールとしての境界線 まず、前提としてお伝えすべきは法律の話です。 日本の法律(売春防止法 第3条)では、「対価を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」を禁じています。 社会の一員として、また「訓練所」としてお客様の前進をサポートする立場として、私たちは当然、このルールを遵守しています。 2. 法律以前にある「人間としての矜持」 しかし、私が一線を引いている理由は、法律だけではありません。 時折、「もし法律が変わればやるのか?」と聞かれることがありますが、私の答えは 「禁止されていなくても、絶対にしません」 です。 これは私の頑固さではなく、一人の人間としての矜持です。 セックスとは...
2月27日読了時間: 3分


【感謝】TiMEは3周年を迎え、4年目へと歩みを進めます
こんにちは。 女性障害者専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナーの二ノ宮です。 皆さまに支えられ、TiMEは2026年2月1日をもちまして、無事にオープン3周年を迎えることができました。 そして、今日から新たな4年目へと歩みを進めます。 この3年間、本当に多くの方々との出会いがあり、数えきれないほどの「声」に耳を傾けてきました。 この場をお借りして、心からの感謝を申し上げます。 3年間の軌跡と、届いた「声」 TiMEを立ち上げた当初、「女性障害者の性」というテーマは、社会の中でまだまだタブー視され、多くの偏見に満ちていました。 しかし、私たちは 「生きる喜びとしての性」 を諦めてほしくないという一心で、活動を続けてまいりました。 この3年間で、私たちは本当に多くの大切なメッセージをいただきました。 「初めて自分の気持ちを話せた」 「ずっと抱えていた心の重荷が軽くなった」 「TiMEのおかげで、自分の体をもっと好きになれた」 「生きるのが楽しくなった」 一つ一つの言葉が、私たちの活動の大きな原動力となり、この3年間を走り抜ける支えとな
2月1日読了時間: 2分


「性欲」はタブーじゃない!障害があっても恋したい、愛されたい気持ちは「当たり前」です。
こんにちは。 女性障害者様専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナーの二ノ宮です。 今日は、少しデリケートでありながら、多くの方が抱える大切なテーマについてお話ししたいと思います。それは、「性」に関する欲求と、その尊厳についてです。 「障害者に性欲はない」なんて、誰が決めたのでしょうか? 「障害があるから性の問題なんて考えるべきではない」──残念ながら、未だに社会にはこうした誤解や偏見が根強く残っています。 医療や福祉の現場であっても、性の問題はしばしばタブー視され、置き去りにされてしまうのが現状です。 でも、少し立ち止まって考えてみてください。 生きている以上、**性欲は睡眠や食事と同じように、私たち人間に備わった「生きるための基本的な欲求」**です。 それは障害の有無に関わらず、誰にとっても当たり前の権利なのです。 「恋をしたい」 「愛されたい」 「誰かに触れてほしい」 そんな切なる願いを持つのは、人としてごく自然なことです。 障害があるからといって、その大切な気持ちを抑え込んだり、諦めたりする必要なんて、どこにもありません。..
1月17日読了時間: 3分


人間の「性欲」を科学する 〜脳・ホルモン・心理・社会から紐解く統合性欲論〜
こんにちは。 女性障害者専門 総合「性」サービス TiME(タイム) オーナーの二ノ宮です。 今回は「性欲」について、改めて詳しく書き残しておきたいと思います。 「性」に関わる活動を続ける中で、私たちが向き合っているこのエネルギーの正体は何なのか。 脳科学から社会学まで、多角的な視点でその深淵に迫ってみましょう。 1. 脳科学と性欲:二つの脳が織りなす「統合性欲」 人間の性欲は、大きく二つの観点から考える必要があります。 ひとつは、専ら生殖・種の保存を目的とした本能としての性欲。 これを私は**「本能性欲」**(旧皮質性欲)と呼んでいます。 爬虫類も持っている古い脳(辺縁葉・視床下部など)が司り、見境のない衝動や周期的な発情に関わります。 もうひとつが、生殖から切り離された、コミュニケーションや快感のための性欲。 これを私は**「大脳性欲」**(新皮質性欲)と呼んでいます。 人間で桁外れに発達した新皮質が司り、知性、学習、記憶、創造性によって形作られる、極めて人間らしい欲求です。 この二つが複雑に連携し合い、ときには抑制し、ときには昂進し合うこ
1月15日読了時間: 4分
bottom of page
